地方自治体への寄附で各地の特産品が手に入るふるさと納税。なかでも人気が高いのが、お米。各地の新鮮な水、広大な田んぼで育てられたお米は、普段のスーパーでは手に入らないと主婦の皆さんに好評です。でも、人気に拍車がかかりすぎたのか、お米を返礼品にしている自治体は数多い。どこが一番良いのか決めあぐねてしまいますよね。そこで、”コスパ”に着目したお得な自治体をご紹介。ランキング形式でお伝えします!
お得の基準は1万円で10kg。家庭にありがたい納税先を調べよう!
出典:ぱくたそ
ふるさと納税の返礼品として「お米」を用意している地方は数えきれないほどあります。やはり、普段の食生活で一番食べられるものだけあって、多くの方のニーズを満たせるためです。
あまりに数が多いからこそ、どのお米がよいのか、どの自治体がお得なのか判断するのは至難の業。そこで、簡単にお得かどうか判断する基準をお教えします。
その基準は「1万円でどれだけのお米をもらえるか」です。一般的に1万円で10kg以上、お米が贈られる自治体はお得であると考えてよいでしょう。なかには、寄附額を高くすることで、1万円あたり20kgという自治体もあったりします。
お米をもらいたい人必見! コスパ重視のおすすめ納税先・ベスト3
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それでは、寄附額あたりのお米の量を基準とした、納税先コスパランキングをご紹介します。とりあえず、多くのお米をいただきたい! なんて方は、ぜひ参考にしてみてください。
1位:那岐山麓菜の花米 60kg・寄附額30,000円(岡山県奈義町)
奈義町のシンボルともいえる那岐山の源流域で太陽の光をいっぱい浴びて育った「菜の花」を肥料としてつくられた『那岐山麓菜の花米』。自然の恵みたっぷりのおいしいお米です。
驚くべきは、その還元率。市場価格を調べてみると5kgで2,500円。ということは、60kgに換算すると30,000円となります。つまり、寄付金額と同じということですね。
1万円換算でも20kgとかなりお得な岡山県奈義町の『那岐山麓菜の花米』。還元率100%ですから、寄附した金額分、お米が手に入り、それでいて普段のお米よりおいしいと来たら、ふるさと納税するしかありませんね。
2位:はえぬき 60kg・寄付金額30,000円(山形県河北町)
米の食味ランキングで、なんと平成6年から22年連続で最高位「特A」を獲得し続けている山形県河北町のお米『はえぬき』。神室山系の透き通った水と最上川を中心に広がる肥沃な土地によって育てられた新米『はえぬき』は、大手コンビニチェーンのおにぎりや外食チェーンなど業務用としても数多く使用されています。
この『はえぬき』は1万円あたりで20kg。市場価格で還元率を計算すると、5kgで2,200円なので60kgで26,400円。還元率は88%となります。
米の食味ランキングで長年評価されていることからも味は文句なしのお米。高品質なお米をあなたの食卓にもいかがですか?
3位:あなんの誉 60kg・寄付金額30,000円(長野県阿南町)
味と香りに優れた『コシヒカリ』。透明感が強く弾力的な『あきたこまち』。そしてあっさりと滑らかな『天竜乙女』。これら3種類の良いところをうまくブレンドして作られたのが長野県阿南町のお米『あなんの誉』。
1万円あたりのお米の量はこれまた20kg。還元率でみてみると、市場価格は20kgで7,000円ほど。60kgで21,000円なので還元率は70%といったところですね。
南信州の自然ではぐくまれた『あなんの誉』は、味よしコスパよしの一品。ぜひ、寄附先に選んでみてください。
ほぼ”元がとれる”お米の返礼品。これはふるさと納税するしかないっ!
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いかがだったでしょうか? コスパ重視で選んだ、お米が手に入るふるさと納税先をご紹介してきました。どれも、1万円あたり20kgのお米がいただけて、しかも還元率は80~100%ほど。
ほとんど寄附金額の元がとれるとあれば、ふるさと納税するしかありませんね。ぜひ、いつものスーパーでは手に入らないような、地方ならではの美味しいお米を食卓で振る舞ってみてください。